
介護職の仕事について、「大変だけれど、やりがいのある仕事です」と語られることがあります。
確かに、私自身も利用者の変化や笑顔に触れ、「この仕事を続けていてよかった」と思うことがあります。
しかし、介護現場で長く働いてきた立場からすると、それだけでは介護職の本音は語れません。
人手不足で余裕がなくなることもあります。夜勤や介助を体力的にきついと感じることもあります。
そして私は、給与や待遇、会社での扱われ方を見ている中で、介護職が「誰でもできる仕事」「代わりはいくらでもいる仕事」のように扱われていると思っています。
ただし、介護職を卑下したいわけではありません。人の価値そのものが給料の多い少ないだけで決まるとも思っていません。
その一方で、給与や手当、待遇、人材をどう扱うかは、その仕事が会社や社会からどう評価されているのかを見る一つの材料になるとも考えています。
この記事では、一人の現役介護職として、介護の仕事を必要以上に美化することも、反対に価値の低い仕事として扱うこともせず、私が現場で感じてきたことを率直に書きます。
●この記事でわかること
- 人手不足の介護現場で、私が実際に感じてきたこと
- 夜勤や介助の体力的なしんどさ
- 私の周りの介護職が「3K」をどう受け止めているか
- なぜ私は、介護職が「代わりのきく仕事」のように扱われていると思うのか
- 介護職は世間から実際にどう見られているのか
- それでも私が介護職を続けている理由
「介護職はきついのか、それともやりがいのある仕事なのか」。
そんな単純な二択では見えてこない、介護現場のリアルな本音を知りたい方に読んでいただければと思います。
介護職の本音は「大変だけどやりがいがある」だけでは語れない

介護職の仕事について、「大変だけれど、やりがいのある仕事です」と語られることがあります。
確かに、それは間違いではないと思います。私自身、利用者の変化や笑顔に触れたとき、この仕事を続けていてよかったと思うことがあります。
ただ、長く介護現場で働いてきた私には、「大変だけど、やりがいがある」という言葉だけでは、介護職の本音は語れないとも思えます。
人手が足りず余裕がなくなることもあります。夜勤や介助を体力的にきついと感じることもあります。
そんな現実を飛ばして、「利用者の笑顔があるから頑張れる」とまとめてしまえば、現場の一面しか伝わりません。
かといって、「介護職はただきつい仕事だ」と言いたいわけでもありません。
私にとって介護の仕事には、しんどい部分と、それでも続けている理由の両方があります。
きつさとやりがいは、同時にあってもおかしくない
介護労働安定センターの令和7年度「介護労働実態調査」では、介護労働者全体の63.2%が、現在の仕事や職場について「働きがいがある」側の回答をしています。職種を「介護職員」に限ると56.8%でした。
また、現在の仕事・職場の良い点として、「利用者や家族から感謝される」は60.7%、「利用者の援助・支援や生活改善につながる」は56.7%でした。
こうした結果を見ると、介護の仕事に働きがいを感じている人がいることは分かります。
ただし、「働きがいがある」と「仕事がきつくない」は同じ意味ではありません。
私自身、人手不足で余裕がなかったこともあれば、夜勤や介助を体力的にきついと感じたこともあります。
それでも、利用者の変化や笑顔は、今も私が介護職を続けている理由の一つです。
きついから、やりがいがないわけではない。
やりがいがあるから、きつくないわけでもない。
この両方があることが、私が介護現場で感じてきた現実です。
人手不足になると、きれいごとを言う余裕がなくなる

介護の仕事で私がしんどいと感じてきたことの一つが、人手が足りない中で働くことです。
人手が足りないと、仕事そのものが減るわけではありません。
限られた人数の中で、そのとき必要な介助や対応を続けていかなければならない。
私自身、そうした勤務の中で、余裕がなくなることがありました。
介護について、「利用者に寄り添うことが大切」と語られることがあります。
それ自体を否定するつもりはありません。
ただ、現場には、理想論だけでは済まない状況があります。
人手が足りなければ、介護職側の余裕もなくなる。
これは私が実際に働く中で感じてきたことです。
私が人手不足の勤務で感じてきたこと
私が人手不足の勤務で強く感じたのは、「忙しい」ということだけではありません。
余裕がなくなることです。
一人ひとりの利用者を相手にする仕事であっても、職員側の時間や人数には限りがあります。
人手に余裕がないときには、その限られた中で仕事を進めなければなりません。
私は、その状態を実際に何度も経験してきました。
ここで具体的な職員数や勤務体制を書くつもりはありません。
職場を特定させたくないこともありますし、施設によって条件は違うからです。
ただ、一人の介護職として、
人手に余裕がない勤務では、自分自身の余裕もなくなる。
これははっきり言えます。
調査でも「人手が足りない」は介護職の大きな悩みになっている
この感覚は、私一人だけのものとも言い切れないようです。
令和7年度「介護労働実態調査」では、調査に回答した事業所の65.8%が、従業員について「大いに不足」「不足」「やや不足」のいずれかを回答しています。
また、介護労働者への調査では、仕事上の悩み・不安・不満として「人手が足りない」が52.3%でした。
もちろん、この数字だけから、
「介護施設はどこも人手不足だ」
とは言えません。
あくまで調査に回答した事業所・労働者の結果です。
それでも、人手不足を悩みとして挙げる介護労働者が少なくないことは確認できます。
私自身の「人手不足で余裕がなかった」という経験と、調査結果は方向として重なっています。
夜勤と身体介助は、やはり体力的にきつい

介護職のしんどさは、人手不足だけではありません。
私自身、介護の仕事を続ける中で、夜勤や介助を体力的にきついと感じてきました。
経験を積めば、仕事に慣れてくる部分はあります。
しかし、少なくとも私の場合、経験を重ねたからといって、夜勤や身体を使う介助の負担そのものを感じなくなったわけではありません。
きついものは、やはりきつい。
これも私の本音です。
夜勤や介助で体力的につらいと感じることがある
夜勤も介助も、私は仕事として続けてきました。
だからといって、平気だという意味ではありません。
私は夜勤や介助が続くと、体力的にきついと感じます。
ここで、
「介護職ならみんな同じだ」
とまでは言いません。
職場によって仕事内容も違いますし、働く人によって負担の感じ方も違います。
私が書けるのは、あくまで私自身の経験です。
長く働いているから、何も感じなくなるわけではない。
少なくとも私は、そうです。
身体的負担を感じている介護職は私だけではない
令和7年度「介護労働実態調査」では、介護労働者の23.9%が、仕事上の悩み・不安・不満として「身体的負担が大きい」を挙げています。
また、13.0%が「夜間や深夜時間帯に何か起きるのではないかと不安がある」と回答しています。
ただし、13.0%という数字は「夜勤で疲れる人の割合」ではありません。
夜間や深夜の時間帯に何か起きることへの不安を示した回答です。
ですから、
「夜勤をすれば体を壊す」
といった話へ広げることはできません。
私が言いたいのも、そこではありません。
私は夜勤や介助を体力的にきついと感じてきた。調査を見ても、身体的負担を仕事上の悩みとして挙げる介護労働者がいる。
ここまでが、確認できることです。
「3K」は、少なくとも私の周りでは現場の一面を表している

介護職について「3K」という言葉が使われることがあります。
そして、少なくとも私がこれまで一緒に働いてきた介護職の多くは、介護の仕事に「3K」という面があるという認識を持っています。
これは私一人だけの感覚ではありません。
ただし、全国の介護職を調査した結果として言っているのでもありません。
私自身が介護現場で働き、周囲の介護職と接してきた範囲での話です。
私の周りの介護職の多くも「3K」という認識を持っている
私自身、人手不足で余裕がなかったことがあります。
夜勤や介助を体力的にきついと思うこともあります。
そして私の周りで働いてきた介護職の多くも、介護職に「3K」という面があること自体は認識しています。
だから私は、「3Kなんて介護の現実とはまったく関係のない古いイメージだ」と簡単には言えません。
ただし、3Kであることと、仕事の価値が低いことはまったく別の問題です。
私は、介護職を卑下するために3Kという言葉を使っているのではありません。
むしろ、現場の大変な部分を大変ではないように見せる必要もないと思っています。
だからといって全国の介護職が同じとは言えない
一方で、私の周囲でそうした認識があるからといって、
「全国の介護職がみんな3Kだと思っている」
とは言えません。
私が見てきた範囲には限界があります。
だから、このブログではその線を越えないようにしたいと思っています。
私が言えるのは、
少なくとも、私自身と、私の周りで働いてきた多くの介護職にはそうした認識がある
というところまでです。
そして私がもっと考えたいのは、「3Kかどうか」だけではありません。
それだけ大変さを伴う仕事が、会社や世間からどのような仕事として評価されているのか。
こちらのほうが、私には重要な問題です。
「誰でもできる仕事」のように扱われていると、少なくとも私は思っている

ここからは、私自身の考えをはっきり書きます。
私は、介護職という仕事が、「誰でもできる仕事」「代わりはいくらでもいる仕事」のように扱われていると思っています。
これは「何となく、そう感じることがある」という程度の話ではありません。
少なくとも、私がこれまで働く中で、給与や待遇、会社の職員への対応を見てきた結果として、今はそう考えています。
ただし、
「会社が実際に『介護は誰でもできる』と言った」
という意味ではありません。
会社側の本当の考えを私が断定することもできません。
私が書けるのは、その扱われ方を見て、私はどう受け止めているかということです。
給料だけで人の価値は決まらない。それでも待遇は評価を映すと思う
よく「お金がすべてではない」と言われます。
私も、人間そのものの価値が、給料の多い少ないだけで決まるとは思っていません。
一方で、仕事の世界では、給与、手当、待遇、人材を引き留めようとする姿勢などが、組織がその職種をどう扱っているのかを見る材料になると私は考えています。
だから私は、
「お金がすべてではないのだから、給料や待遇を気にするべきではない」
とも思いません。
介護という仕事そのものに価値があることと、その価値が待遇としてどの程度表れているかは、別の問題だからです。
私は、介護職を卑下したいわけではありません。
逆です。
実際にこの仕事をしてきたからこそ、介護職がどのような仕事として会社や世間から扱われているのかを、きれいごとを抜きにして見たいと思っています。
看護師との扱いの違いを見て考えること
私が勤める会社では、看護師にはそれなりの手当があり、人材を確保しようとする会社の姿勢が見えます。
私は、それをおかしいとは思いません。
看護師を低く扱って介護職を高く扱ってほしい、という話でもありません。
私が考えてしまうのは、介護職に対して同じような「辞められては困る人材」という扱いを感じにくいことです。
私には、介護職については、
「辞めるなら仕方がない」
という空気があるように見えます。
これは誰かが実際に「辞めたければ辞めろ」と発言したという意味ではありません。
私が会社の対応から受け取っているものです。
そうした違いを見ていると、
「この会社は介護職を、代わりのきく人材として見ているのではないか」
と私は考えます。
正確には、「ではないか」と迷っているというより、少なくとも私はそう受け止めています。
これは私が勤める会社の問題なのかもしれない
ただし、ここから先を介護業界全体へ広げるつもりはありません。
私が見てきたのは、私が働いてきた職場です。
全国の介護事業所を見てきたわけではありません。
介護職を大切にし、待遇を整え、人材を育てようとしている会社もあるでしょう。
ですから、
「介護業界はどこも介護職を軽く扱っている」
とは書けません。
私が勤める会社固有の問題なのかもしれない。
その可能性は、きちんと残しておく必要があります。
ただ、それと同時に、
「全国一般に証明できないから、自分の職場で感じていることも書かない」
というのも違うと思っています。
これは介護業界の公式見解を書く記事ではありません。
一人の現役介護職として、私はどう見ているのかを書く記事です。
世間からの評価は、単純な一方向ではない
では、介護職は世間から本当に「誰でもできる仕事」と見られているのでしょうか。
ここは、私自身の職場経験とは分けて見なければなりません。
介護労働安定センターの比較調査では、介護職に就いたことがない非介護労働者について、「社会的評価が高い/低い」という介護職のイメージは、DI値で低い側へ傾いていました。
一方、「技能や資格がなくても働ける/技能や資格が必要な仕事」については、DI値で技能や資格が必要な仕事の側へ傾いています。
これは、とても興味深い結果だと私は思います。
少なくともこの調査を見る限り、
「世間は介護を誰でも簡単にできる仕事だと思っている」
と一括りにはできません。
専門性や技能が必要だと認識されている面がある一方で、社会的評価については低い側のイメージもある。
つまり、仕事の大変さや専門性が認識されることと、その職業が高く評価されることは、必ずしも同じではないと考える余地があります。
また、介護労働者自身への調査では、19.5%が仕事上の悩みとして「業務に対する社会的評価が低い」を挙げています。
この19.5%をもって、
「社会は介護職を低く見ている」
と断定することもできません。
これは介護労働者自身の悩みとしての回答だからです。
それでも、私が介護職として待遇や扱われ方に疑問を持っていることと、社会的評価の低さを悩みとしている介護労働者がいることは、切り離して考える必要もないと思っています。
私は、
介護職は価値の低い仕事だ
と言いたいのではありません。
むしろ、
これだけ生活を支える仕事が、社会や会社からどのような価値のある仕事として扱われているのか。
そこを冷静に見たいのです。
理解されることを期待しすぎない。それでも介護職を続ける理由がある

ここまで書いてきたように、私は介護職という仕事について、納得できないこともあります。
人手不足で余裕がなくなる。
夜勤や介助は体力的にきつい。
会社での扱われ方を見れば、介護職が「代わりのきく仕事」として扱われていると私は思っています。
それでも今も介護職を続けています。
その二つは、私の中では矛盾していません。
世間や会社の評価を仕事の価値の基準にしすぎない
私は今、現場を知らない人に介護職の現実を十分理解してもらうことを期待しすぎないほうがいいと考えています。
これは、
「待遇なんてどうでもいい」
「社会的評価を求めるべきではない」
という意味ではありません。
待遇が改善されるなら、そのほうがいい。
介護職が仕事に見合った評価を受けることも必要だと私は思っています。
ただ、世間や会社の評価だけに、自分がしている仕事の価値を預けることはしない。
少なくとも私は、そう考えるようになりました。
世間から高く評価されれば価値のある仕事で、評価されなければ価値のない仕事になるわけではありません。
一方で、
「価値のある仕事なのだから、待遇がどうであっても我慢すればいい」
とも思いません。
仕事そのものの価値と、社会や会社が示す評価は、分けて考える。
今の私には、そのほうが現実的です。
利用者の変化や笑顔が、私が続けている理由の一つ
それでは、なぜ私は今も介護職を続けているのか。
理由の一つは、利用者の変化や笑顔です。
これは、待遇への不満を帳消しにするという話ではありません。
利用者が笑ってくれれば、人手不足が解消するわけでもありません。
夜勤が楽になるわけでもありません。
会社への疑問がなくなるわけでもありません。
それでも、利用者の変化を感じたり、笑顔を見ることができたりしたとき、
私はこの仕事を続けている意味を感じます。
だから続けている。
ここは、統計から導いた答えではありません。
私自身の理由です。
調査でも、「利用者や家族から感謝される」「利用者の援助・支援や生活改善につながる」ことを現在の仕事の良い点として挙げる介護労働者がいます。
外部調査と私の理由は同じものではありません。
ただ、介護の仕事には、負担とは別に、その仕事に意味を感じる人がいることも確認できます。
きつさとやりがいの両方を抱えて働いている
介護職について、
「大変ですか」
と聞かれれば、私は大変だと答えます。
人手不足で余裕がなくなる。
夜勤や介助は体力的にきつい。
会社での扱われ方にも、私は疑問を持っています。
だからといって、
「介護職は価値の低い仕事だ」
とは思いません。
反対に、
「利用者の笑顔があるから、待遇や大変さは気にする必要がない」
とも思いません。
きついものは、きつい。
納得できないことは、納得できない。
それでも、この仕事を続けている理由もある。
これが、今の私の介護職に対する本音です。
介護職を必要以上に美化するつもりもありません。
卑下するつもりもありません。
現場で実際に働いている一人として、
介護職とはどんな仕事なのか。
そして、その仕事が世間や会社からどう見られ、どう扱われているのか。
そこを冷静に書いていきたいと思っています。
「大変だけれど、やりがいがあります」という一言だけでは伝わらない。
それが、私がこの記事で一番伝えたいことです。
よくある質問
Q:介護職は本当に人手不足ですか?
A:すべての介護現場が人手不足とは言えません。
令和7年度「介護労働実態調査」では、回答した事業所の65.8%が従業員について不足感を示し、介護労働者の52.3%が仕事上の悩みとして「人手が足りない」を挙げています。
Q:介護職は体力的にきつい仕事ですか?
A:職場や仕事内容、働く人によって負担は違います。
調査では、介護労働者の23.9%が仕事上の悩みとして「身体的負担が大きい」を挙げています。
私自身も、夜勤や介助を体力的にきついと感じてきました。
Q:介護職は「誰でもできる仕事」と世間から思われているのでしょうか?
A:そこまでは断定できません。
非介護労働者を対象にした比較調査では、介護職について「技能や資格が必要な仕事」の側へ認識が傾いていました。
一方、私は自分の職場での給与や待遇、職員への扱われ方を見て、介護職が「代わりのきく仕事」のように扱われていると思っています。
この二つは分けて考える必要があります。
Q:介護職にやりがいを感じている人はいますか?
A:はい。ただし、すべての介護職が同じように感じているわけではありません。
調査では、利用者や家族から感謝されることや、援助・支援が利用者の生活改善につながることを、仕事・職場の良い点として挙げる人がいます。
私自身も、利用者の変化や笑顔が介護職を続ける理由の一つです。
まとめ|介護職の本音は、きつさも仕事の価値も両方を見ること

介護職について、「大変だけれど、やりがいがある」という一言だけでは、現場の実情は十分に伝わりません。
私がこの記事で伝えたかったのは、介護職を美化することでも、卑下することでもありません。
実際の仕事の大変さと、その仕事が会社や世間からどう評価されているのかを分けて、冷静に見ることです。
- 人手不足の中で働くと、介護職自身の余裕もなくなることがある
- 夜勤や介助には身体的な負担があり、私自身も体力的にきついと感じてきた
- 少なくとも私の周りの多くの介護職には、介護に「3K」の一面があるという認識がある
- 私は、給与や待遇、人材への扱いを見て、介護職が「代わりのきく仕事」のように扱われていると思っている
- 一方、外部調査では、介護職を「技能や資格が必要な仕事」と見る傾向もあり、「誰でも簡単にできる仕事と思われている」と一括りにはできない
- それでも私が介護職を続けている理由の一つは、利用者の変化や笑顔があるから
「お金がすべてではない」という考えには、私も同意します。
人間そのものの価値を、給料の額だけで決めることはできません。
しかし一方で、給与、手当、待遇、そして人材をどれだけ大切に扱うかは、その職種に対する会社や社会の評価を見る一つの材料になると私は思っています。
だからこそ、「介護は尊い仕事だから」「やりがいのある仕事だから」という言葉だけで終わらせず、現場で求められている仕事と、それに対して示されている評価の両方を見る必要があります。
介護職を高く見せる必要も、低く見せる必要もありません。
きついものはきつい。納得できないことは納得できない。それでも、この仕事を続けている理由もある。
それが、現役介護職としての私の本音です。
これから介護職として働こうと考えている方は、「やりがいがあるか」だけではなく、人員状況、勤務体制、夜勤の有無、身体介助の内容など、実際の働き方も確認してみてください。
すでに介護現場で働いている方には、世間や会社からどう評価されるかだけを、自分の仕事の価値のすべてにしないという見方もあります。
このブログでは、介護現場で実際に感じてきたことを、今後もきれいごとだけにせず書いていきます。
