老後の友人関係が寂しいとき|望む距離から始めるつながり方

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老後の友人関係が寂しいとき|望む距離から始めるつながり方

老後の友人関係を考えると、友人の減少や、退職後に人と会う機会が減ることを寂しく感じる人もいるでしょう。私には友人と呼べる人が一人もいません。それでも、友人がいないことを寂しいと感じた経験はありません。

私には妻との会話や外出があり、一人の時間も好きです。職場や近所には、友人とは呼ばない緩やかな付き合いがあります。友人の人数と寂しさは同じではないのだと思います。

●この記事でわかること

  • 友人が一人もいなくても、寂しいとは限らない理由
  • 結婚後、家族優先の生活で友人が減った経過
  • 妻との関係と、一人で過ごす時間への私の考え
  • 職場や地域に残る緩やかな接点
  • 寂しいときに負担の少ない交流機会を選ぶ考え方
  • 困ったときに相談できる先を知るための備え

この記事では、私の友人関係と暮らしを振り返り、友人を増やすことだけを答えにせず、望む距離から人とのつながりを考えます。寂しさの有無と、困ったときの相談先も分けて整理します。

友人が一人もいなくても、私は寂しくない

友人が一人もいなくても、私は寂しくない

現在、私には友人と呼べる人が一人もいません。しかし、そのことで寂しいと感じた経験もありません。

友人がいないと聞けば、寂しさを抱えて暮らしていると思う人もいるでしょう。けれども、今の私には当てはまりません。

現在、友人と呼べる人はいない

今の職場や近所には、それなりの付き合いがあります。ただ、私はその人たちを友人とは捉えていません。友人として会ったり連絡を取り合ったりしている相手はいませんが、誰とも関わっていないわけでもありません。

友人の人数と寂しさは同じではない

内閣府の「つながりサポーター養成講座 標準テキスト」では、一般的な捉え方として、孤独は本人がひとりぼっちだと感じる状態、孤立は社会とのつながりや助けがない、または少ない状態として説明されています。孤立していても孤独を感じない場合があり、反対に、人との関わりがあっても孤独を感じる場合があります。

現在友人が一人もいないことと、私が寂しさを感じていないことは、どちらも事実です。人数だけを見ても、その人の気持ちまでは分からないのだと思います。

結婚後、家族優先の生活で友人は少しずつ減った

結婚後、家族優先の生活で友人は少しずつ減った

現在の友人関係は、若い頃から同じだったわけではありません。私の場合、生活の中心が家族へ移る中で、友人との付き合いが少しずつ減っていきました。

若い頃は友人が自然にできた

若い頃、独身の頃は、自然と友人ができていました。「友人を作らなければ」と構えることもなく友人ができたというのが、今振り返ったときの実感です。

結婚後は家族との生活が中心になった

結婚してからは、家族を優先して暮らすようになりました。以前の友人とは次第に疎遠になり、新しい友人ができることも少なくなりました。そうして友人の数はだんだん減り、現在は友人と呼べる人が一人もいない状態になっています。

妻との暮らしが、私には何より大きなつながり

妻との暮らしが、私には何より大きなつながり

私が友人のいない生活を寂しいと感じない一番大きな理由は、妻の存在です。私にとって妻との関係は、友人関係の代わりというより、ほかとは比べられない大切なものです。

心から愛してくれる人が一人いればいい

私は、私を心から愛してくれる人が一人いれば、それでいいと考える人間です。妻がいてくれる限り、友人がいないことを寂しいとは感じません。

私にとっては、妻との会話や外出があれば、友人付き合いは必要ありません。これが、私自身が今の暮らしをどう感じているかという率直な答えです。

妻も一緒にいることを幸せだと言っている

妻も、私と一緒にいることを幸せだと言ってくれています。私も妻と過ごす時間を大切にしています。

妻との会話、一緒に出かけること、料理やドライブなどが今の私の暮らしにあります。友人の人数を数えるより、この暮らしを大切にするほうが、私には合っています。

妻の存在の大きさは、友人関係とは別のもの

正直に言えば、将来、妻がいなくなった場合の気持ちは想像できません。ただ、「寂しい」という言葉では表せないものがあることだけは分かります。もし妻を失ったら、とても生きていけない気持ちになると思います。

これは、将来妻を失った場合の喪失感についての、今の私の率直な思いです。友人がいないことへの寂しさとは別のものであり、妻の存在が私にとってそれほど大きいということです。

友人ではなくても、職場や地域との接点は残っている

友人ではなくても、職場や地域との接点は残っている

職場や近所には、友人関係とは別の緩やかな接点があります。私の暮らしに残っているのは、次のような関わりです。

退職後も連絡できる状態ではいたい

今の職場には、よい人たちが多くいます。私はその人たちを友人とは呼んでいませんが、退職した後も連絡を取れる状態ではいたいと思っています。

仕事を離れれば、自然に疎遠になっていくのかもしれません。互いに年を取っていけば、それは仕方のないことだとも考えています。

共同作業や道での短い会話もある

私が属している地域のコミュニティも高齢化が進み、今では地域行事がほとんどありません。それでも、自治会主催の草刈りや神社仏閣の掃除は今も行われています。

それ以外では、道で近所の人と出会ったときに短い会話をする程度です。親しい友人同士の付き合いではありませんが、そのくらいの距離の関係も現在の暮らしの一部です。

新しい友人より、一人で楽しめる時間を大切にしたい

新しい友人より、一人で楽しめる時間を大切にしたい

私は今、新しい友人や知り合いを積極的に増やしたいとは思っていません。現在の関係で十分だと考えており、一人で過ごす時間そのものも好きだからです。

気を遣う付き合いは増やしたくない

私は人に気を遣うことが好きではなく、付き合いを面倒に感じることもあります。新しい付き合いに時間を使うより、自分がやりたいことや作業に時間を使いたいと思っています。

職場では必要な関係を保ち、近所では会えば話をします。今の私は、それ以上に関係を広げることを求めていません。

ブログや家の手入れ、妻との時間を続けたい

一人で過ごすときは、ブログの記事を書いたり、家の周りの草を刈ったり、家のメンテナンスをしたりしています。草刈りや家の手入れは、暮らしを維持するための作業でもあります。

日々の暮らしには、妻との会話や料理、ドライブもあります。退職後も、できればこうした過ごし方を続けたいと思っています。妻と旅行ができれば、なおいいでしょう。

退職後の時間の使い方については、70代からの老後の生き方を考えた記事でも書いています。

70代からの老後の生き方|無理せず前向きに暮らす小さな習慣
70代を目前にした現役介護職が、体操や家事、食事、睡眠、仕事、役割の変化と向き合う日々を紹介。介護現場で学んだことをもとに、自分の時間と楽しみを自分でつくる老後の生き方を考えます。

私にとって大切なのは、付き合いの数を増やすことより、自分が使える時間をどう過ごすかです。一人で取り組むことと妻と過ごすこと、その両方を大切にしたいと思っています。

老後の友人関係が寂しいときは、望む距離から考える

老後の友人関係が寂しいときは、望む距離から考える

友人がいないことで寂しさを感じているなら、自分の気持ちに合う関わり方を探せばよいと思います。誰かと短く話したいのか、同じ楽しみを持つ相手と会いたいのか。求める関わり方によって、選ぶ機会も変わります。

寂しくないなら、無理に友人を増やさなくてよい

一人でいる時間が好きで、現在の家族や職場、近所との関係で十分なら、老後だからという理由だけで無理に友人を増やす必要はないと私は思います。

反対に、誰かと話したい、会いたいと感じるなら、その気持ちを我慢する必要はありません。以前は寂しくなかったとしても、今どう感じているかを基準に考えればよいでしょう。

寂しいなら、負担の少ない機会を一つ探す

最初から親しい友人を作ることを目標にすると、負担になるかもしれません。興味に合う集まり、地域の活動、何かを学ぶ場などから、自分に合いそうな機会を一つ探す方法があります。

探すときは、次のような点を確かめてみてはどうでしょう。

  • 自分が興味を持てる内容か
  • 移動や参加する時間に無理がないか
  • 参加費や、求められる参加頻度が負担にならないか

参加しても友人ができるとは限りません。まずは挨拶や短い会話をするくらいからでもよいと思います。続けるかどうかは、心地よさと気疲れの大きさを見て決められます。

少人数の相手と一人の楽しみを大切にする

友人は、多ければよいとは限りません。少人数でも話せる人がいるなら、その相手を大切にすればよいと思います。まだいなくても、職場、近所、地域など、今ある接点を見直すことはできます。

人と会わない時間に何をしたいかも、合わせて考えられます。一人で取り組みたいことと、人と一緒にしたいことの両方から、自分に合う過ごし方を選んでみてはどうでしょう。

困ったときの相談先も知っておく

寂しさを感じているかどうかとは別に、生活で困ったとき、誰に相談できるかを知っておくことも備えになります。内閣府の標準テキストでも、普段から相談相手や相談窓口を把握しておくことが大切だとされています。

相談先が分からないときは、内閣府の「あなたはひとりじゃない」で、自分の状況に合う支援情報や相談窓口の案内を探す方法もあります。

人とのつながりを含む暮らし全体の準備は、老後の暮らしの準備を整理した記事でも扱っています。

老後の暮らしは何から準備する?住まい・健康・つながりの整え方
老後の暮らしを何から準備すればよいか迷う人へ。田舎の古い家で暮らす私の実感をもとに、住まい・健康・人とのつながりを中心に、お金・移動手段も含めた五つの現在地の確認方法を整理します。

よくある質問

Q:友人が一人もいないと、孤独なのでしょうか?

A: 友人の有無と、本人が寂しいと感じるかは同じではありません。私には友人が一人もいませんが、寂しいと感じた経験はありません。

Q:老後は無理に友人を増やしたほうがよいですか?

A: 今の暮らしに満足しているなら、無理に増やす必要はないと私は考えます。友人がいないことを寂しいと感じるなら、負担の少ない機会を探すのもよいでしょう。

Q:退職すると職場の人とは疎遠になりますか?

A: 仕事を離れれば、会う機会が減り、自然に疎遠になることはあると思います。私はそれを仕方ないと考えていますが、退職後も連絡を取れる状態ではいたいです。

Q:友人がいなくて寂しいとき、何から始めればよいですか?

A: まず、望む付き合いの距離を考えてみてはどうでしょう。趣味や地域の集まりなどから、興味、移動、参加費、参加頻度に無理がない機会を一つ探す方法があります。少人数でも話せる相手がいるなら、その相手を大切にすることもできます。

まとめ|友人の人数ではなく、自分に合うつながり方を考える

まとめ|友人の人数ではなく、自分に合うつながり方を考える

私には友人が一人もいません。それでも、妻との暮らしや一人の時間があり、寂しいとは感じません。友人の人数だけで孤独かどうかは決められないと思います。

  • 結婚後、家族優先の生活になり、以前の友人とは少しずつ疎遠になった
  • 妻との会話や外出があれば、私には友人付き合いは必要ない
  • 職場や地域には、友人とは呼ばない緩やかな接点が残っている
  • 寂しくないなら、無理に新しい友人を増やさなくてもよいと私は考える
  • 寂しいなら、負担の少ない機会を探し、少人数でも話せる相手を大切にする
  • 寂しさの有無とは別に、生活で困ったときの相談先を知っておくことも備えになる

私に合うのは、妻との暮らしを大切にしながら、一人の時間も持つ生活です。その時間には、ブログの記事を書くことや、暮らしを維持するための家の手入れもあります。望む距離は人によって違います。今の自分が寂しいのか、どのようなつながりを望むのかを考えることが、無理のない一歩になると思います。

紙やスマートフォンのメモに、「今、寂しいか」「どのくらいのつながりを望むか」「困ったときは誰に相談できるか」を書いてみてください。寂しさがあるなら、負担の少ない機会を一つ探せます。相談先が思い浮かばなければ、本文で紹介した案内サイトで、自分の状況に合う相談窓口を探す方法もあります。

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